名刺の「肩書き」は、相手があなたを理解するための大切な手がかりです。会社員なら部署名と役職を正しく書くことが基本ですが、個人事業主やフリーランスの場合は肩書きを自分で決めることになり、「何と書けばいいの?」と迷う方も多いはずです。この記事では、名刺の肩書き・役職の書き方と、伝わる肩書きをつくるコツを紹介します。
肩書きと役職の違い
一般的に「役職」は社長・部長・課長など組織の中での立場を、「肩書き」は役職に加えて職種や専門分野など、その人が何者かを表す言葉全般を指します。名刺では、この2つを組み合わせて書くことがよくあります。
- 例:営業部 部長
- 例:代表取締役/一級建築士
- 例:Webデザイナー/ディレクター
会社員の名刺の肩書きの書き方
会社員の場合は、会社のルールに従うのが原則です。そのうえで、次の点に気をつけましょう。
- 部署名は正式名称で:「営業部 第二営業課」など、略さずに書きます。
- 役職は氏名の上か左に小さめに:氏名より目立たないサイズにするのが一般的です。
- 長い部署名は2行に分ける:1行に詰め込むと読みにくくなります。
- 異動・昇進したらすぐに作り直す:古い役職の名刺を渡すのは失礼にあたることもあります。作り直しの目安は名刺の作り直しのタイミングと枚数の目安をご覧ください。
個人事業主・フリーランスの肩書きの決め方
肩書きを自由に決められる場合は、「相手が聞いてすぐに仕事内容がわかるか」を基準にしましょう。
| わかりにくい例 | 伝わりやすい例 |
|---|---|
| クリエイター | Webデザイナー/ロゴ・名刺デザイン |
| コンサルタント | 飲食店専門 経営コンサルタント |
| ライフアドバイザー | 整理収納アドバイザー(1級) |
| 代表 | 代表/ハウスクリーニング |
「代表」だけでは何をしている人かがわからないため、「代表+職種」のように組み合わせるのがおすすめです。対象(誰向けか)や専門分野を添えると、さらに印象に残ります。
伝わる肩書きをつくる3つのコツ
- カタカナ語は一般的なものを使う:独自の造語や長いカタカナ肩書きは、かえって伝わりにくくなります。
- 肩書きは1〜2個に絞る:いくつも並べると、何が専門なのかがぼやけます。他の仕事は裏面にまとめましょう(名刺の裏面活用アイデア)。
- 資格は正式名称で書く:「宅地建物取引士」「一級建築士」など、資格名は略さずに書くと信頼感が増します。
英語の肩書きを入れる場合
英語表記を入れるときは、日本語の役職をそのまま直訳せず、相手に伝わる一般的な表現を選びましょう。たとえば代表取締役は「President & CEO」、部長は「General Manager」などがよく使われます。詳しくは英語表記の名刺の作り方で解説しています。
肩書きを入れたレイアウトの基本
名刺の主役はあくまで氏名です。肩書きは氏名の上(横型)や右側(縦型)に、氏名よりひと回り小さく配置すると、バランスよく収まります。名刺全体の項目の並べ方は名刺の書き方も参考にしてください。
名刺印刷のプリスタ®のテンプレート名刺なら、肩書きの位置や文字の大きさがあらかじめ整っているので、入力するだけで読みやすい名刺に仕上がります。100枚500円(税別)から注文できます。
よくある質問
Q. 名刺の肩書きと役職の違いは何ですか?
役職は部長・課長など組織の中での立場を、肩書きは役職に加えて職種や専門分野など、その人が何者かを表す言葉全般を指します。名刺では両方を組み合わせて書くことがよくあります。
Q. 個人事業主の肩書きは「代表」でいいですか?
「代表」だけでは仕事内容が伝わりにくいため、「代表/ハウスクリーニング」のように職種を組み合わせるのがおすすめです。
Q. 肩書きはいくつまで書いていいですか?
1〜2個に絞るのがおすすめです。多く並べると専門がぼやけてしまうので、他の仕事や資格は裏面にまとめましょう。
Q. 異動や昇進で役職が変わったら?
できるだけ早く名刺を作り直しましょう。古い役職の名刺を渡すと、相手に誤解を与えたり失礼にあたったりすることがあります。


