名刺を作るとき、最初に迷うのが「縦型にするか、横型にするか」です。どちらが正しいということはありませんが、向きによって相手が受け取る印象や、載せやすい情報が変わります。
この記事では、縦型名刺と横型名刺の特徴と、仕事や目的に合わせた選び方を紹介します。
縦型と横型、それぞれの特徴
| 縦型名刺 | 横型名刺 | |
|---|---|---|
| 印象 | 落ち着いた、きちんとした印象。和の雰囲気や個性も出しやすい | 現代的で、ビジネスらしい印象。いちばん一般的 |
| 文字の向き | 縦書きにも横書きにもできる | 横書きが基本 |
| 載せやすい情報 | 氏名を大きく見せたいとき。情報が少なめの名刺 | 英語、メールアドレス、URLなど横書きの情報が多い名刺 |
| 向いている仕事 | 和食店、旅館、伝統工芸、士業、美容師、クリエイター | 一般企業、IT、営業職、医療・介護など幅広い仕事 |
横型名刺が向いているケース
- メールアドレスやURLを載せる:アルファベットや数字は横書きのほうが読みやすくなります。
- 英語表記を入れる:英語は横書きが基本です。裏面を英語にするなら、横型にそろえると自然です。
- 情報量が多い:会社名、部署、役職、住所、複数の連絡先など、載せる項目が多い名刺は横型のほうが整理しやすくなります。
- 迷ったとき:取引先の多くが横型の名刺を使っているため、どんな場面でも違和感がありません。
縦型名刺が向いているケース
- 名前を印象づけたい:縦長の空間に氏名を大きく配置すると、名前が自然と目に入ります。
- 和の雰囲気を出したい:縦書きと組み合わせると、和食店や旅館、伝統工芸などの雰囲気によく合います。詳しくは和風名刺の作り方をご覧ください。
- ほかの名刺と差をつけたい:横型が多い中で、縦型は名刺の束の中でも目立ちます。
- ショップカード:縦型のショップカードは、レジ横に立てて置いたときにも見栄えがします。
縦型でも横書きはできる
縦型名刺だからといって、すべてを縦書きにする必要はありません。名刺を縦に使いながら、文字は横書きでまとめるデザインも多く、現代的ですっきりとした印象になります。縦書きにする場合も、メールアドレスやURLだけは横書きにすると読みやすくなります。
表と裏で向きを変える場合の注意
表は縦型、裏は横型のように、面によって向きを変えることもできます。ただし、入稿データで作る場合は、表と裏の上下(天地)の関係がわかるように、データに書き添えておきましょう。天地の指定がないと、意図と違う向きで印刷されることがあります。入稿のルールは名刺の入稿データの作り方で紹介しています。
名刺入れや名刺ファイルでの扱い
縦型も横型も、大きさは同じ91mm×55mmなので、名刺入れにはそのまま入ります。名刺ファイルやスキャンアプリで管理するときも、向きが違うだけなので問題ありません。
プリスタで縦型・横型の名刺を作るには
プリスタのテンプレート名刺には、縦型と横型のどちらのデザインもそろっています。商品名に「縦型」「横型」と書いてあるので、作りたい向きのテンプレートを選び、WEBの編集画面で名前や連絡先を入力するだけで作れます。白紙から自由に作りたい方には、フリーデザイン名刺(横)とフリーデザイン名刺(縦)もあります。
※2026年10月時点の情報です。
よくある質問
Q. 縦型と横型、どちらの名刺が一般的ですか?
ビジネスの場では横型の名刺がいちばん一般的です。迷ったときは横型を選ぶと、どんな場面でも違和感がありません。
Q. 縦型名刺は失礼になりませんか?
失礼になることはありません。縦型名刺は落ち着いた印象や和の雰囲気を出しやすく、名刺の束の中でも目立ちます。
Q. 縦型名刺でも横書きにできますか?
できます。縦型の名刺に横書きで文字をまとめるデザインも多く、すっきりとした現代的な印象になります。
Q. 縦型と横型で、名刺のサイズは違いますか?
どちらも91mm×55mmで、向きが違うだけです。名刺入れや名刺ファイルにもそのまま入ります。




