不動産営業の名刺の作り方|必ず入れる項目と信頼される名刺のコツ

家の購入や売却、賃貸の契約は、多くのお客様にとって人生で何度もない大きな取引です。初対面で渡す名刺は、「この人に任せて大丈夫か」を判断する最初の材料になります。

内見や査定のあと、お客様は複数の会社の名刺を見比べて連絡先を選びます。そのとき思い出してもらえるか、安心して電話してもらえるかは、名刺の情報とデザインで大きく変わります。

この記事では、不動産営業の名刺に必ず入れたい項目と、信頼される名刺にするための工夫を紹介します。

不動産会社向けの名刺テンプレート(4T89)
不動産会社向けテンプレートの例(4T89)

必ず入れたい項目

不動産会社の名刺には、一般的な名刺の情報に加えて、業界ならではの項目を入れるのが基本です。

項目記載例ポイント
会社名・店舗名株式会社〇〇不動産 △△駅前店店舗名まで書くと、どこに来店すればよいか伝わる
宅地建物取引業の免許番号〇〇県知事(2)第12345号正規の業者であることを示す。かっこ内の数字は更新回数
部署・役職売買仲介部 主任売買か賃貸かが分かると相談しやすい
氏名とふりがな山田 太郎(やまだ たろう)読み間違いを防ぎ、電話をかけやすくする
資格宅地建物取引士宅建士証の交付を受けている場合に記載する
電話番号店舗の代表番号と携帯番号営業時間外の連絡先も分かると安心される
メールアドレス・住所店舗の所在地地図のQRコードを添えると来店につながる
営業時間・定休日10:00〜19:00(水曜定休)不動産店は定休日が独特なので明記する

資格の書き方に注意
「宅地建物取引士」と名乗れるのは、試験に合格して登録し、宅建士証の交付を受けた人です。合格しただけの段階では、「宅地建物取引士試験合格」のように書き分けましょう。

信頼を高める3つの工夫

1. 顔写真を入れる

不動産の営業は、お客様が複数の会社に同時に問い合わせることの多い仕事です。顔写真があると、内見のあとで名刺を見返したとき、「あの丁寧に案内してくれた人だ」とすぐに思い出してもらえます。写真は、明るい場所で撮った清潔感のあるものを選びましょう。プリスタでは、写真入りのフォト名刺も作れます。

2. 加盟団体や保証協会を記載する

加盟している業界団体や保証協会の名称を入れると、取引の安心感が増します。団体のロゴマークを使う場合は、各団体の使用ルールを事前に確認してください。

3. QRコードで物件情報やSNSにつなげる

名刺の裏面にQRコードを入れて、自社サイトの物件一覧やLINE公式アカウント、店舗の地図につなげます。名刺を受け取ったその場で物件を見てもらえるので、問い合わせのきっかけになります。プリスタのQRコード入りテンプレートも参考にしてください。

表と裏に情報を分けた両面デザインの名刺(KY56)
両面デザインなら、裏面に免許番号やQRコードをまとめられます(KY56)

デザインと用紙の選び方

色
青や紺は誠実さや信頼感、緑は住まいや自然の安心感を伝えます。会社のコーポレートカラーがあれば、それに合わせるのが基本です。

デザイン
家や街並みのモチーフを入れると、ひと目で不動産業だと伝わります。高級物件や投資用物件を扱う場合は、装飾を控えたシンプルなデザインのほうが落ち着いた印象になります。

不動産向け名刺テンプレート KT36
KT36
不動産向け名刺テンプレート KY59
KY59
不動産向け名刺テンプレート 4Y209
4Y209

用紙
手に取ったときの厚みや質感も、会社の印象に影響します。たとえば次のような用紙が不動産の名刺に向いています。

ほかの用紙は用紙紹介で比べられます。

情報が多い場合
免許番号、資格、営業時間、QRコードまで入れると、片面では窮屈になりがちです。両面印刷にして、表に会社名・氏名・連絡先、裏に免許番号やQRコードをまとめると見やすくなります。さらに多い場合は二つ折り名刺も選択肢です。

よくある失敗と注意点

  • 免許番号の更新回数が古いまま:免許は5年ごとに更新され、かっこ内の数字が変わります。更新後は名刺も作り直しましょう。
  • 異動や役職変更に気づかず配り続ける:店舗や電話番号が変わったら、早めに刷り直すのが安心です。少ない枚数で作れる通販なら、こまめな更新も負担になりません。
  • 文字が小さすぎる:情報を詰め込みすぎると、年配のお客様には読みにくくなります。電話番号は特に大きめにしましょう。
  • 携帯番号の扱いを決めていない:個人の携帯番号を載せるかは、会社のルールを確認してから決めます。社用携帯があればそちらを記載します。
  • QRコードのリンク切れ:物件ページのURLは変わることがあります。サイトのトップページや物件一覧など、変わりにくいページにつなげましょう。

プリスタで不動産向けの名刺を作る

プリスタには、家や街並みをモチーフにした不動産関係のテンプレートや、不動産・リフォーム系向けのデザインがそろっています。

  1. テンプレートからデザインを選ぶ
  2. WEB上のデザイン編集画面で、会社名や免許番号、氏名を入力する(専用ソフトは不要です)
  3. 用紙と枚数を選んで注文する
プリスタのWEBデザイン編集画面
WEBデザイン編集画面。ブラウザだけで名刺の文字や配置を編集できます

自分でレイアウトするのが難しい場合は、名刺に載せる内容を入力するだけで、デザイナーがレイアウトを作成するサービスも利用できます(追加料金1,500円)。

デザインデータをお持ちの場合は、Illustrator・Photoshop・PDFでの入稿にも対応しています。会社のロゴがまだない場合は、不動産業向けのロゴマークも購入できます。

店舗・会社でまとめて作りたい方へ
社員全員の名刺を同じデザインでそろえ、各自がWEBから発注できる法人様専用の様式もご用意できます。

不動産向けテンプレートを見る

よくある質問

Q. 名刺に宅建業の免許番号は必ず入れなければいけませんか?

名刺への記載を義務づける決まりはありませんが、正規の業者であることを示せるため、記載する会社が多くなっています。

Q. 宅建試験に合格したばかりですが、「宅地建物取引士」と書いてよいですか?

登録を受け、宅建士証の交付を受けてから記載しましょう。それまでは「宅地建物取引士試験合格」のように書き分けるのが安全です。

Q. 他の資格も書いたほうがよいですか?

管理業務主任者や賃貸不動産経営管理士、ファイナンシャルプランナーなど、お客様の相談内容に関係する資格は記載するとアピールになります。

Q. 何枚くらい作ればよいですか?

営業担当者は配る機会が多いため、100枚単位で作り、異動や更新に合わせて刷り直すのがおすすめです。